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私の子どもたちが卒業したハーバードの大学院といえば、それなりにハイレベルな学校です。
だからといって、私が子どもが小さいころからずっとハイレベルな教育を受けさせてきたかといえば、そうではないのです。
どちらかというと放任に近い教育をしてきました。

放任と言うと聞こえが悪いかもしれませんが、すべてを放ったらかしで「なるようになるだろう」というのとは違います。
何をどうしたいのか、肝心なところでの意思決定は子ども自身に任せる一方で、
子どもたちが目標を見つけ、チャレンジするようになるところまでは積極的に関わるようにしたのです。
そのとき親がしてあげられることは、子どもが挑戦したいという気持ちになるように接してあげること、
愛情を注いであげること、そして、子どもが何の心配もせず目標に向かってがんばれる環境をつくってあげることです。

子どもたちに目標ができ、それに挑戦することの楽しみは、
それぞれの家族が置かれた環境の中で、いろいろ模索することから始まります。
この本が、そんな家族の楽しみを見つける一助となれば幸いです。

教育は誰からも盗まれることがありませんので、失うこともありません。
一生その子に備わっていくものです。親が子どもに残してあげたい最も貴重な財産だと思います。

投稿日
発売日
ページ数
111
投稿者
ゲスト投稿

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